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2004.05.17

『「本当の学力」は作文で劇的に伸びる』

『「本当の学力」は作文で劇的に伸びる』芦永奈雄 (大和出版)

刺激的な題だ。このごろこういう題の本が多いような気がする。
筆者は言う。作文力がつけば国語の力がつく。国語の力がつくと他の教科の力もつくと。私も仕事がら、国語科はすべての教科の基礎になるという話は聞いたことがある。ではその国語の力はどのようにすればつくのか。これがじつは難しい。

作文力を付けるために、「ストーリー作文」を書かせようという。
「ストーリー作文」というのは、結果をすぐには書かずに過程を詳しく描写するものだ。続きが気になる書き方であればなおよいのだそうだ。そのせいか、この本も具体的なことはなによ? 早よ言うてよ、とじらされた印象を受けた章がある。(笑)
具体的には次のような手法を使う。
①結果にいたるまでを詳しく書く。結果は後回しにする。
②現在と過去の時制を取り混ぜて書く。
③「 」から始める。
④心情を直接表す言葉を書かずに描写する。
以上のような方法が具体的に示されている。

作文の評価は難しい。だから作文の授業はどちらかというとやりたくない。
しかしこの本をもとにした作文の授業をやってみたい気がした。
授業づくりの創造(想像)力を引き起こされた本だ。

あとがきに次の文がある。
「笑顔を失ってしまう教育なんて捨てちまいなさい。笑える人生が最高じゃありませんか」
名言や。

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