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2004.06.06

投書記事を授業する③

【第3時間目】5.31実施。実習生参観
最初の投書に応えた投書がある。「知ってほしい母子側の事情」(5月18日付け 読売新聞)という題がついている。
要旨は次の通り。
「当然のことです。しかし、実際問題として子供連れの外出はしんどいものがある。親にならないとわからないこともある、ということもわかってほしい」というものだ。
これをもとに授業をした。

ねらいは、「論点がずれていることに気づくことができる」である。
(または、「新たな論点が出されていることに気づく」)

わずか2段落だったので、いけるだろうと思ったのが甘かった。投書の結論部をきちんと押さえておくべきであった。
2時間目と似たような意見が多く出された。論点のずれを指摘する子の発言がなかった。
やむを得ず、後半になって修正をかけた。
『第1の投書の結論の文は?』
『第2の投書の結論の文は?』と確認した。
その後『結論部分を比べて何か言えることない?』と聞くと、ようやく「話がかみ合ってない」という考えが出され始めた。

【第4時間目】5.31実施
引き続き「話がすれ違っている」などという意見が出される。
しかし、「『当然のことです。親の仕事ですものね』と、いったんこの人も認めているのだから、話が全然かみ合ってないとは言えない」という考えも出される。
これがこの学級のよいところで、全面賛成や全面反対に終わってしまわない。
部分否定や部分賛成の考えを表明できる子がいる。(これを私がつぶさないようにしなくっちゃ~)
意見が出尽くした後、さらに3通目「子供の『無礼』は親が対応すべき」(5月23日付け 読売新聞)が載ったプリントを配る。
要旨は次の通り。
「席を譲ればとか親にならないと分からないなどという以前の問題である。子供へのしつけから考えなければらならない」というものだ。

読み終わると、なぜか拍手がおきた。
最後に「学習を終えて」という題で自分の学習をまとめた。

【反省点】
①2時間目に頑張った○○くんを3,4時間目には発言させられなかった。
②「賛成か反対か」ということで話し合いを鍛えてもらっているこの子たちに「論点のずれ」に気づかせるにはどう働きかければいいのか。

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