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2004.06.06

『陰山英男の「校長日記」』

『陰山英男の「校長日記」』 陰山英男 (小学館)

陰山英男氏が校長として尾道市立土堂小学校に赴任することが決まってからの1年あまりのことが日記形式で書かれている。

「校長」日記である。だからか授業そのものについて書かれた部分は少ない。かといって学校運営について書かれた部分もそう多くはない。「日記」である所以だ。

刺激度は『“子どもの小さな事実”に感動して始まった 新学校づくりの記』大森 修編著(明治図書)に負ける。

「Aという先生とBという先生が同じシステムで同じようにやっていたとすれば、そこから生まれるのは安心感のみ。安心することによって成長はなくなる。また、各々の先生が個々で実践研究を進めていくことに対し、『何をやっているのか分からない』不安があったからこそ、みんな一生懸命やれたのだと思う」p273
というところなどは、自分の勤務校と似ているところもあるので分かりやすい。
逆に、分かりにくいのは、「母校の岡山大学へ錦を飾る」という章や(p215)、「その彼ももう四十歳を過ぎた。本当の一流の教師として世に知られるための時間は、じつはもうそれほど多くはない。管理職になる前に、現場の段階で、ある一定の評価を得ていてほしいのだ。とにかく早く彼を世に出したいという思いが私にはある」(p258)だ。
こういうところになると自分にとっては想像のできない感覚になってしまう。志向の違いといってしまえばそれまでなのだろうけど。

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