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2004.11.03

『あなたを護る反論術』

『あなたを護る反論術』萩谷雅和・栁澤崇仁・松江協子(生活人新書)
3人の弁護士が書いた本。具体的事例を想定し、こういう場合ならどう反論するのがベターなのかというケーススタディの形で書かれている。
読み始めは、こんなに冷静にうまく反論できるのかなと思っていた。が、途中から「今、反論することがそんなに大事かどうかを見極めなければなりません」や「隣人に対しては日頃のおつきあいを大切にしましょう」など世俗的な考え方(知恵)も書かれていて一気にこの本が身近になった。さらに反論の根拠としての法律が分かりやすく示されている部分があり本書のアクセントになっている。
「私の考える反論力とは、気の利いた言葉やしゃれた言い回しに尽きるものではありません。重要なのは、反論することそれ自体ではありません。反論しなければ得られない、あるいは、護れないものが実際に何であるのか、一方、その反論によって失うかもしれないものがありうるか、あるとすればそれは何か。これらを洞察し、認識すること、それが一番重要なことです。」p214

どちらかというと聞き役が多く、ほとんど反論しないぼくだが、彼の言うことにはなぜかいつも反論している…。この時のエネルギーはいったい何なんだ?

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コメント

 この本の著者(の一人)です。
 拙著(こういう場合、こう表現するのが決まりらしい)について、コメントを頂き、有り難うございました。
 上記の引用されている部分は、この本を書いた私たちがもっとも意を用いた部分で、ここをきちんと読んで頂ければ、これを書いた私たち3人の著者の意図は十二分に理解して頂けたものと思います(各論の部分は、個別的ケースによってかなり違ってしまうので)。
 私と、私の事務所に所属する若い二人の弁護士が共同して、何回も打ち合わせして書いた本です。
 なんらかの書評(たとえそれが、否定的なものであったとしても)を頂けたのは、幸せです。

投稿: 萩谷雅和 | 2004.11.15 23:41

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