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2005.03.24

一年が終わった

一年が終わった。
今年も素晴らしい出会いに恵まれた。

四月に会った彼らは「その内容だったら質問じゃなくて意見だと考えます」と言える子がかなりいた。
授業で自分の考えを表明することについて、8割の子は抵抗感がなさそうな学級だった。(それだけ人間関係が良い集団だと言える)
声もしっかりしていて、テープに録りにくいのは一人だけだった(声質の関係もある)。
だから当時のぼくの目標は「レベルダウンをさせないこと」だった。
そして、前担任の方がどのようにしてここまで鍛えたのかを子どもを通して見る(探る)ことだった。
こんな「目標」は長い教師生活で初めてのことだった。

そして。
残り2割の子のうち、数人は、ぼくのソフト路線で(テキトー路線とも言う)2学期中頃から身振り手振りを交えて話すようになった。
結果、思いを言うことに関しては9割の子が「理由づけていっぱい言うのが当たり前」の状態になった。
さらに、
過去4年間の学校生活で、1学期はがんばって教室にいるが、学期が進むにつれて○○学級で過ごすことが多くなっていた子が、どんどん教室でいる時間が長くなった。そして3学期は(ぼくの知ってる限り)一度も泣かず、給食当番のときなど、みんなに大きな声で呼びかけていた。

「ここ通らして」「ごめん」「ぼくがするわ」「ありがと」などという言葉がごく自然に飛びかっていた集団だった。

自分たちの「進歩」を素直に認め合える集団だった。

そして、
この子は人として、ぼくにないものを持ってると感じさせてくれた子がたくさんいた。

ということで、ぼくにとってじつに実り多い一年だった。こんなに恵まれた年は二度とあるまいと思う。

そして、
そして、
新しい学級の子がうまく物事を運べず、ぼくの心がザラついている夢を今朝見た。

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コメント

すばらしい学級ですね。
わたしの目標とする学級のイメージに似ています。
子どもたちはとても幸せなことだったでしょう。
ま、幸せというのは幸せの時は感じないものかもしれませんが。

ここまで育てることができたと言うことは、来年度もこのようにできる可能性を持っていると言うことでしょうね。

またまた、学級を担任する楽しみが増えたのではないでしょうか。
すぐに、来年度です。
お互い、教育を楽しみましょう!

投稿: あべたか | 2005.03.25 14:29

書き込んでくださり、ありがとうございます。

レベルダウンをさせないと願うことが、ぼくが今までやってきた以外の手法を経験することになり、結局、ぼくのウィングも広がった感じです。
そういう意味でも、子供たちに感謝です。
(なかなか「自分なりのやり方」を変えるのは難しいですから)
今年の経験を生かしたいです。


投稿: きしゅう | 2005.03.26 04:11

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