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2005.05.21

『潜在能力を引き出す力』

『潜在能力を引き出す力』白木仁・山岡淳一郎(日本実業出版社)
野球の工藤公康、ゴルフの片山晋呉、シンクロの井村雅代(立花美哉、武田美保)のフィジカルトレーナーが書いた本。選手がどのような考え方やトレーニングで自分の力を十二分に発揮しようとしているか、その彼らを肉体的に、精神的にサポートする仕事が書かれている。
工藤公康の仕事に対する考え方が分かり感激した。詳しくは知らないけど工藤選手が好きなので。

話はそれるが、ぼくの身の回りには阪神ファンが多い。その彼らに共通点があるように思う。
それを熟語で表すと「屈折」。
ぼくには「チームをひいきする」という感覚がない。「チームを応援する」ということが分からない。なので「野球で、どこのファン?」と子どもに聞かれて困るときがある。さすがに仕事中なので上手に相手(子ども)にあわせて話しているつもりだけど…。
たとえば息子のバスケの試合の応援に行った場合。息子が出ているときは息子のチームが勝ってほしいと思わないこともないが、息子が下がれば、べつにな…、とテンションが下がるのがわかる。
チームよりも個人を応援するほうだ。なので工藤ファンであり西武時代の清原ファンであったりする。そして(相撲も含めて)個人競技がけっこう好きだったりする。

「でもね、一番大切なのは、相手の性格をつかめているかどうかですよ。打者が、ツーストライクを取られるまで、じっくり狙い球を絞るタイプか、一球一球狙いを変えるのか、カウントに関係なく真っ直ぐだけを決め打ちするのか……人の性格って、面白いよ。必ず打席で出ます。ただし性格を知っていても、こちらのコンディションが悪かったり、カッカして頭に血が昇っていると視えない」p39
「辛いことをするのは自分のため、これは、明日のためじゃない。二年後、三年後のためですよ。何年か先に、いまの自分を超えられる、レベルが上がっていくってのは、すごく楽しみじゃないですか。未知の自分と出会えるって面白いじゃないですか」p58
「欲張るって大事だと思うんですよ。欲がなくなると『いい人』にはなれても、『いい選手』にはなれないんですよ。『いい選手』になった後で、引退して『いい人』にはなれると思うんです。でも『いい人』になってしまった後で『いい選手』にはなれない」p73
「究めてみたいですよね。防御率、0.00。投げた試合はすべて抑える。(略)人間国宝みたいな職人さんが、『究めたいけど、まだまだです』とか言うじゃないですか。四〇年、五〇年、打ち込んでいる人が、究められない。ボクなんて、まだプロに入って二十数年、こんな短い年数では難しいかも知れない。だから一生勉強ですよ。究めるということは、終わりのない夢です」p88

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