« かみ合ってきたかな | トップページ | 『僕が医者を辞めない理由』 »

2005.06.26

二つの新聞を比べて

毎日新聞社に見学(17日)に行く前のこと。
単元として組むだけの力がないので、せめて興味づけだけしようとした。

H17年4月20日付けの読売新聞がある。一つは自宅のもの。もう一つは品川駅で買ったもの。
一面を比べてみる。
トップニュースが違う。
自宅のは白抜き文字の「『転覆脱線』ほぼ断定」が目につく。
品川駅のは「国共トップ60年ぶり会談」と「清原500号」が目立つ。

一面をB4二枚分の大きさに縮小印刷したものを配り、気づいたことや疑問点をノートに書かせる。(ここまで1時間)
次にテレビ番組欄を同じように印刷したものを配り、比べさせる。(1時間)
最後にノートに書いたことなどを発表させる。(1時間)

「ホントのところはどうよ?」という問題は、見学に行ったときに聞けばよいので、子供たちはかなり気楽に発言していた。
ポイントを絞らずに発言させたので(ここがぼくの悪いところだ)、発言内容は多岐にわたった。多くの子が参加できたのは「なぜ記事が違うのか」という問題だった。
「会社が違うので記事が違う」と考える子が多い。
しかし同じ新聞であるということを主張する子が当然、いる。
やがて同じ新聞なのに記事が違うのはなぜか、ということに話題が移った。
それは多分、その地方によって伝えたいことが違うからだろうという考えに落ち着いた。

このほか「14版」などの数字をとらえて、「14回も更新されているのだと思う」と言う子もいた。「古いニュースはどんどん押し出されていく」などとニュースのサイトを想像しているような発言などもあり「今ふうやな!」などと思って聞いていた。

■ま、この3時間の収穫は「この勉強をして、少し自分の意見を言えるようになったと思う」と書いた子がほんとに自分の意見を言うようになったことです。この1週間、よく自分の考えを発言してます。この授業がその子の何かのきっかけになったのだと思いたいですね~。

●新聞を比べてみた。
初めは、何でだろうと思ったのがいっぱいあった。
途中であることに気がついた。作る場所がちがうということに気づいた。
気づくと、何でやろうと思うことが少なくなってきた。最終的になくなった。 【S,Tくん】

●最初、おなじ日なのに、少しちがう。
そうなやんでいて、夕かん朝かんのちがいかと思って上を見たけどちがった。
で、横を見ると、大阪と東京。
ちがいを見つけるととてもうれしかった。
さがしものがみつかるとうれしいから、そんな気持ちだった。
よーく見ると、書いていることがおなじだった。
テレビらんの所は、まったくちがうこともなかった。
すごくちがうと思っていたけど、ちょっと期待はずれ。 【S,Yさん】

|

« かみ合ってきたかな | トップページ | 『僕が医者を辞めない理由』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27801/4714360

この記事へのトラックバック一覧です: 二つの新聞を比べて:

« かみ合ってきたかな | トップページ | 『僕が医者を辞めない理由』 »