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2005.10.30

「もどらない本」の授業

「もどらない本」のあらすじは次のようなものだ。

ひさし君は、ゆみえさんとあらそって、以前から借りたかった本『宇宙の話』をやっと借りることができた。
この時、ひさし君はゆみえさんに、来週の火曜日に渡すことを約束した。
二、三日したある日、ひさし君が『宇宙の話』を読んでいると、隣の組の一郎君がやってきた。二人で本を見ているうちに一郎君がこの本を貸してほしいと言った。
約束の火曜日まで、まだ三日あったので、火曜日にはゆみえさんに渡す約束をしていることを一郎君に告げ、ひさし君は一郎君に本を貸した。
ところが火曜日、一郎君がかぜで休んでしまった。
本を借りられなかったゆみえさんはひさし君をせめる。

発問は「悪いのはだれかな?」。

まず原稿用紙に自分の考えを書かせた。(第1限後半)
第2限は、日曜参観。
水曜日に授業を見せてもらったのとほぼ同じようにした。
考えを言うときは原稿用紙を見ないようにしたのだ。
子供たちの口調が見事に話し口調になり、聞きやすいものになった。
(さすがや、研究主任!)

嬉しかったのは、ぼくの予想以上に様々に考えられたことだ。
「ひさし君が悪い」と考える子がやはり一番多くて16人。
「ひさし君と一郎君が悪い」と考える子が6人。
「ひさし君と一郎君は悪くない」と考える子は5人。
ま、ここまでは予想通り。
この前の4年生の授業でもそうだった。
ところが、
「ゆみこさんが悪い」と考える子が1人いた。
さらに、
「みんな悪い」と考える子と「ゆみこさんと一郎君が悪い」と考えるこがそれぞれ1人いた。
けっこうしっかり考えているやん、と授業をしながらうれしくなっていた。
子供たちもいつもより大きな声で自分の考えを言えていた。

だが、全員が考えを言い終わって、次の段階の、質問反論になると鍛え方の差が現れた。
うちの学級は6,7人しか動かないのだ。
…。
う~ん、かんじんなのはここからやのに。
厳しいものがある。
さらに「聞く」ということでも鍛え方の差が見えた。
自分が言えばホッとしている姿が多いのだ。
う~ん、この先どこまでできるかな。

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