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2006.08.09

やれやれ

通知表:「別のクラスより厳しすぎ」親指摘で書き直し

「同校によると、通知表は、児童一人一人の到達度などを評価する「絶対評価」方式で、担任が計6教科30項目を「よくできた」「できた」「がんばろう」の3段階でつける。保護者の指摘で学校が調査したところ、2年生の2クラスのうち、一つのクラスは「よくできた」が1人平均3.6個だったが、別のクラスは8.1個だった。同校は「差が大きすぎる」と判断し、評価をやり直したところ、同7.9個になった。」

絶対評価だから、あるクラスが「1人平均3.6個」で、別のクラスが「8.1個」ということは当然ありえるでしょう。

読売新聞の解説によると、絶対評価というのは

■絶対評価
 設定した学習目標について、子ども一人ひとりが、どれだけ到達したかをみるため、基礎学力の確実な習得状況や、学習意欲を評価するのを狙いに導入された。これに対し、相対評価はクラスや学年など集団の中で、学業成績の位置を測る。
なので、

ある一定の基準に達していれば「よくできた」がクラス全員30人の場合もあるし(ぼくらはそれをめざしているんだけど)、ま逆に残念ながらも「がんばろう」が全員の場合も極端な話、あるかもしれない。
それが「絶対評価」だ。

ところが記事によると「同校は「差が大きすぎる」と判断し、評価をやり直したところ」とある。

主語の「同校」は校長か?
校長+教頭か?
それとも…。

ま、誰にせよ
いちばんの問題は
記事によると「「差が大きすぎる」と判断し」たことだ。

これは相対評価の考え方だ。
相対評価では、「よくできた」がたとえば学級全体の3割の人数とされる。
簡単に言うと順位なのだ。記録よりも。
だからある学級では、たとえば平均点が95点でも「よくできた」でなく「できた」のこともあるし、たとえば80点でも「よくできた」の場合がありえる。
これが相対評価だ。

なのに記事によると「よくできた」の個数の「「差が大きすぎる」と判断し」たという。
この時点で絶対評価をほうっている。
ぐちゃぐちゃになっている。

ま、これだけ軸足がふらついているのだから
「親指摘で書き直し」たのだろうけど。
あ、ふらついているのは校長か教頭ね。

ここから根も葉もない憶測。(←という言い方はないと思うけど)
こういう管理職に限ってですね~、
「みなさんを守るために云々」などと職員会議で言っているのですよ。
できた管理職はこんなことを問題にさせませんよ。と思う。
ハラのくくり方が間違ってますな。

ま、ぼくが新採のころ「意地でもオールAはつけない」などと、わけわかめな意地をはっていた先輩も数名いましたけどね。

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コメント

いやぁ、ほんとに、、。
もう今年度末とか、文句言いまくったら変えてくれると思う親が増えそうな予感です・・・。

そもそも、小学校の評価って
進学の内申のためって、少なくて
親の知らない学校での様子を知る手がかりの1つというか・・・。
それを書換えさせるのは、子どもが可哀想だなぁ・・・って。
「あ。そんなん出来るんだ」
って、子どもの教育上も良くないだろうし、、、。
なんともかんとも(^^;

投稿: いけだ | 2006.08.10 03:27

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