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2006.08.08

全国国語授業研究会

全国国語授業研究会(8/4)@筑波大附属小学校参加メモ
3日から参加したかったがPool当番を代わってもらえず(メンバーが少ないと交渉相手も少ないな~)、4日だけの参加。
4日のテーマは「説明文で『読解力』を育てる」だ。
教材は「ねむりについて」(宮城音弥)。
かつて光村の教科書に載っていたものだ。

子供たちは、事前に「ねむりについて」の序論を読んでいる。
本時の中心題材は、本論の最初に出てくる睡眠時間と年齢との関係を表したグラフである。つまり「非連続型テキスト」を扱うのである。
研究主題に次のように書かれている。
「『PISA型読解力』の特徴として挙げられる図、表、グラフなどの『非連続型テキスト』を読解の対象とした授業について、説明的文章の学習から考えてみたい」

授業は次のようになる。
まず教師が「このグラフから分かること。どんなことが分かる?何が分かる?」と問う。
約20人あまりが発言する。
子供たちは言い慣れている。
自分の前の人の発言を受けて「いっしょなんだけど、…」などをつける子が多い。
さらに、ほとんどの子が「歳をとるにつれ…」という中で、「オジサン、オバサンになるにつれ…」と参観している教師の笑いをとる役者もいる。
また、ぼくの学級では、睡眠時間と年齢から離れない(離れられない)発言で終わるが、「健康でいられるための睡眠時間」とか「眠りの深さ」など幅のある言葉も出され、その都度それについて話し合われる。適度な揺らぎがあるとでも言えよう。

教師はその揺らぎをとらえ、本論の最初の段落(第8形式段落)を提示し、何の目的でこのグラフを持ってきたかを相談させ発表させる。
最後にグラフに題名をつけさせ、グラフから読み取ったことを説明する文章を書かせ発表させる。
本時ではこの後、原文と子供たち自身が書いた文を比べさせた。

以下、感想など。
(1)後半になるにつれて教師から名前を呼ばれる子が決まってきた。
「文のつながりとしたら、筆者はこのグラフで何を言いたかったと思う?」というような、ぼくでも「答えにくいな」と感じる発問もあったし…。授業が深まるというのはこういうことを言うのだろうか?
でも、子供たちの書いたグラフの説明文を読ませるときは、せめて列指名などしてほしかったな。
挙手した数人は、ま、そらびっくりするような文を読んでいたけど…。
(2)ILEC夏季国語教育セミナーで聞いた話でも説明的文章を読む際に子供たちにまず説明文を書かせその後本文を提示していた。
書くことが教材に自ら働きかけていく読みにつながる。これはぼくにはない発想だったので生かせるところがあればと思う。

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