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2009.08.18

『道の先まで行ってやれ!』

『道の先まで行ってやれ!』石田ゆうすけ(幻冬舎)
輪行袋に自転車を入れ目的地近くまで電車で行く。そこから始まるポタリング。
この本は一周記ではない。スポットサイクリング記なのだ。
「○○を目指して」という悲壮感がなく(目的地はある)、著者の周りを時が穏やかに流れている。

ボクの行った地も取り上げられている。
香川・三重・宮崎・岐阜(富山)北海道など。
四章「うどん巡礼サイクリング」では、本著で仮名になっている店名も分かる(笑)。
十章「北の恍惚」の道道106号線は、この夏、かなり真剣になって走るのを検討した道だ。

でもたとえ同じ地を走っても、
S2やCD6などでカッ飛んでいる今のボクの旅は、自転車のそれとはもちろん全く違う。

人々や景色、居酒屋や料理との偶然の出会いこそが旅の醍醐味なんだと伝わってくる。
においも嗅ぎとれそうだ。

偶然訪れた居酒屋で盛り上がったこの上なく楽しい気分や、出会った人に対する自分の態度を責める落ち込んだ著者も書かれている。
正直な人だなと思う。

こんな旅をしてみたいな~と思わせる一冊。

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2009.08.17

講習(4)

今回は80キロほど離れた紀中の田辺市で。
これだけ離れるとうっとうしい行進(?)講習もTOSSのセミナー等の参加気分になってしまうから不思議なものです。

この講習を選んだのはシラバスの講習内容に次のように書かれていたからです。
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「読むこと」の授業で子どもたちに習得させる知識は、文章に書かれた事件・事柄そのものではありません。これらの知識であれば、授業を受けなくても自力で読み取れる子どももいるはずです。子どもたちが授業を受けるからには、子どもたちが自力では気づかないような未知の知識・技能を意識した授業づくりが教師には求められます。
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これを読んだとき、我が意を得たり!でした。
で、酔いも手伝ってブチッと。

でも過去に実践した授業の実践記録が要りました。
で、とりあえず4月下旬から実施する「新しい友だち」を録音することにしました。
指導案でもよかったようですが…。
自分に還ってくるものとしては圧倒的に録音の方が勝るでしょう。
夏休み早々にテープ(ICレコーダーで録ったものですが)起こし開始。

事前の準備が要るせいか、受講人数はなんとたった8人!
今までは60人定員の教室がほぼ埋まるという規模だったのが…たった8人!

講義の方は、「おっ、実践に役立つじゃん」と思えるものでした。
例えば「白鷹さんの心意気」と「古代の釘のみごとさ」を対比させる発想は今までボクにはなかったものです。

講師の方の話し方も丁寧で、全体の枠組みを示してから詳しく述べるという言い方で、たいへん聞きやすいものでした。
でも、とても真面目で融通が利かなさそうな感じの方だから卒検がちょっと心配。
なぜなら、だらだらとなら書けるけど何かを論ずるのは難しいし、
問われていることに対してズレているのが書いている途中分かってきたし…。
それに、チェックする枚数がわずか8枚と少ないことだし…。
精査されたらヤバイ。

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2009.08.10

補足

約1年前の『現代教育科学9月号』No.624の特集は、「『免許更新制』の講習内容を問う」だったのに…。
当事者意識がなかった当時、パラパラッと見ただけでした。

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2009.08.08

『教育基本法改正論争史』市川昭午(教育開発研究所)

『教育基本法改正論争史』市川昭午(教育開発研究所)
恥ずかしながらこの本を読むまで、今苦しめられている免許状更新が教基法「改正」と深い関係があるなんて知らなかった。(直接的には教育職員免許法)
去年の12月の説明会で聞いたかも知れないけど、そういうときは手続きの仕方しか残らないもの(^^ゞ

ちょっとこの本からそれて
これによると、更新講習の講師は、原則大学の教授、准教授、講師でないといけない。
どこかで聞いたけど、そのうち指導主事が講師役をするなんていうのは全く根拠のない話だと分かる。やはり原典にあたらなければな。
(当たらなくても、教育行政の末端近くの指導主事が講師はしないだろうということくらい自力で考えられなければダメなのかも)

筆者は中教審の審議に参加した37人の委員の中でただ1人改正に反対したと「あとがき」でいう。
理由は、改正案の内容に賛成できなかったからだという。
基本法は理念を示すべきなのに、振興を図ることを目的とする条項が数多く追加されているからだという。

ここの考え方は昨日講習で聞いた内容と似ている。

論点が客観的に整理され、筆者の控えめな評が入り読みやすい一冊。
時にはこういう本を読んで、ふ~ん、そうだったのかという気分に浸るのもいい。
そのための夏休みだろ。

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2009.08.07

講習(2)(3)

講習の2回目は、2日連続の“必修”。
午前と午後で講師が変わる。
なので、都合4人の講師の方の話を聞く。

1日目、午前。「学校内外における連携協力について」
聞いていて、自校の『教育計画』に「地域との連携」を謳ってもいいのではないかと思った。
それくらいよく地元の方が入ってくるのだ。
そんなことを卒検(?)で書いた。
ちょっと新たな視点が得られたかな。

1日目、午後。「教職について」
バーンアウト症候群を中心にした話。
卒検には、自分たちに行事を減らす勇気がないことが多忙化を招くと書いた。
増やす話は威勢がよいが、減らすという言葉にはマイナスイメージがある。
じつは行事を減らすことは、授業時数を増やすことでもあるのに、というようなことも書いた。

2人の講師の方は穏やかで、決して偉ぶらなかった。
「暑い中、ごくろうさま」という言葉も出た。(部屋はもちろん充分冷えてるけどね)

2日目、午前。「子どもの変化について」
調査によると1940年に、日本人の生活観がターニングポイントを迎えた。
「清く正しくくらす」「社会のためにくらす」生き方を選択する人が一気に減ったのだ。
40、50年代に生まれた人が親になり、その子が中学生になると思われる70、80年代の中学生の意識調査もターニングポイントを迎えている。
配られた資料からかなり荒っぽくいうとそんなことが言えた。
そんなことを考えていた。

というのも、講師の方、私たちの方を全く見ない。
始終うつむいて、独り言を言ってる感じ。
おまけに滑舌が悪いのか発声が悪いのか、何を言っているのかほとんど聞き取れない。マイクを使っているのに。
聞いてる方は大人だから大人しく座っているけど、codomoだったらすぐに崩壊間違いなし。

おまけに終了は10分も延びるし…。
卒検終了時刻も自動的に10分延び。
これにはさすがにブーイングが出、最後まで座っていなくてもよくなった。
(外食する人は10分も休憩が短くなったら大変だもんな)

2日目、午後。「教育政策の動向について」
教基法「改正」と要領についての話。
こういう話は結構好きなので退屈はしなかった。
卒検には、内容の変化についての話も大事だが、どう教えるかの方が大事と思うのに、残念ながら身の回りには前者の方が多いというようなことを書いた。

受講者評価書というのを最後に書くけど、
講座一つ一つで書かせてほしい。
ボクはここではらせるけど(笑)。

先月の必修を受けた人の話も聞くと、総じて必修は「穏やか」かな。
怖いのは酔った勢いでとってしまった「選択」さ~。

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