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2009.08.18

『道の先まで行ってやれ!』

『道の先まで行ってやれ!』石田ゆうすけ(幻冬舎)
輪行袋に自転車を入れ目的地近くまで電車で行く。そこから始まるポタリング。
この本は一周記ではない。スポットサイクリング記なのだ。
「○○を目指して」という悲壮感がなく(目的地はある)、著者の周りを時が穏やかに流れている。

ボクの行った地も取り上げられている。
香川・三重・宮崎・岐阜(富山)北海道など。
四章「うどん巡礼サイクリング」では、本著で仮名になっている店名も分かる(笑)。
十章「北の恍惚」の道道106号線は、この夏、かなり真剣になって走るのを検討した道だ。

でもたとえ同じ地を走っても、
S2やCD6などでカッ飛んでいる今のボクの旅は、自転車のそれとはもちろん全く違う。

人々や景色、居酒屋や料理との偶然の出会いこそが旅の醍醐味なんだと伝わってくる。
においも嗅ぎとれそうだ。

偶然訪れた居酒屋で盛り上がったこの上なく楽しい気分や、出会った人に対する自分の態度を責める落ち込んだ著者も書かれている。
正直な人だなと思う。

こんな旅をしてみたいな~と思わせる一冊。

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