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2018.11.05

『授業づくりネットワーク』NO.30「授業記録を読もう!書こう!」

『授業づくりネットワーク』NO.30「授業記録を読もう!書こう!」の
p25に次の記述がある。
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『時間になりました。じゃあ座ります。今日は誰からいこうかな』
一人を指名する。『Sさん』
「おお」「やっぱSか!」などの声があがる。
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一斉授業じゃなく、いわゆる『学び合い』の「立ち歩き交流学習」(?)を終えたあとの展開である。
ここで疑問を感じた。
教師はなぜ「Sさん」を指名したのかということについてである。
「おお」「やっぱSか!」だけでは「Sさん」はどんな子か分からない。しかし発言内容から「Sさん」はしっかり考えられる子だと思われる。独りででもしっかり考えられる子だと思われる。(推測を重ねて強引にもっていってるけど(^^ゞ)
ならば「Sさん」にとって「立ち歩き交流学習」の時間は何だったのだろう。

「ペアで話し合ってごらん」と教師が指示を出し、時間がくると挙手をした子を指名するのを見たことがある。挙手をした子はいつでも手を挙げている子だ。手を挙げていない子はペア活動の前も手を挙げなかった子だ。
とすれば、何のためのペア活動なのだろう。ま「とりあえずのペア活動」とでも言ってもよいのかもしれない。

ボクが一斉授業から『学び合い』の「立ち歩き交流学習」を取り入れ始めた頃、子供の発言に「交流前に自分で考えていたことと友達と交流して思ってもみなかったこと(広まったこと)や深まったことが分かるように発言する」ということをしつこく言っていた。この言い方なら「初め独りの時は思いつかなかったけれど、○○くんの…という考えを聞いて~となりました」のような言い方も可能である。
交流後、全員に言わせる時間を取ったこともある。発言順はランダムな時もあったしグループ(班)順の時もあった。挙手した子だけの発言で済ませたくはなかった。

考えを交流し合うと、それまでの一斉授業では得られないものがあるということをボクが一番納得したかっただけのことだけど。

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