2020.01.03

『子どもも教師も元気になる「これからの教室」のつくりかた』

『子どもも教師も元気になる「これからの教室」のつくりかた』(学芸みらい社)の一気読み。
鼎談をまとめたものだから一気に読めた。会場にいる時間とそんなに変わらないのではないか(笑)。
買ったきっかけはFBでフォローしている方の書き込みから。かつて向山洋一氏が提唱したことが今の若者に引き継がれていないのではないかと薄々感じたこと。どうやらそれは当たっているらしい。残念なことやな。あの時代は何やったんやろ。

跳び箱の跳ばせ方にしろ漢字の覚えさせ方にしろ基本中の基本の技術が(それもかなり効果的だと実証されている)若者に継承されていない。(例えば、漢字ノートに漢字を書くのを当たり前のように宿題にしているセンセーは勉強不足)
そしてもはやその類いの書籍は販売されていない。だからよほど気のある若者しか知ることができなくなっている。
ボクが知った時のあの感激と興奮はもはや味わうことができないのだ。

「一度雇用されると、そのまま、ほぼクビになる可能性がないまま一生を終えるっていうのは、そこにも何か問題があるのかもしれないと考えています。やっぱり自分でキャリアアップをし」p33、34

「自分で一生懸命考えたからといって、なんとなく上手になるということは多分ない」
p34

「先生はうまくいっているつもりでいる。だけど、子どもの適応感調査をやってみると、実はそう適応感が高くないんです。つまり、子どもたちの満足感が低いんです。それなのに、先生はとりあえずやれていると思っている」p49

「『学級経営はこういうふうにやると、ある程度のこういった良いクラスができますよ』という、不易の部分みたいな原理原則のところが共有されていないままに今に至ってるというのが、学級経営の非常に大きな問題で」p59

基礎基本を身につけさせることができないで多様性なんて言っててはいけないよな。現場人は。

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2019.10.24

『犯人に告ぐ』

ブックオフで『犯人に告ぐ』をゲット。読んだことがあるけど、この前の流れからもう一度読みたくなった。もしかしたらボクが出した本???

『犯人に告ぐ』読了。
読んだことがあるという気で読み始めたけど、既読感がなかったからもしかして読まずにブックオフに出した???

これはまあ普通に主人公「巻島」の視点から書かれている。
それが「2」「3」と進むにつれ、対役≒犯人側からの視点が多くなっている。
だからか対役≒犯人側に情が移って逃げ延びろと思ってしまった。

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2019.10.20

『犯人に告ぐ3』

『犯人に告ぐ3』雫井脩介 双葉社 読了。
警察組織や犯人の周りの人間関係の描写が多く、なかなか事件が進展しなかったが本の真ん中あたりから急に展開しだした。いつものようにハラハラドキドキしながら読み進めた。終盤、結末を知るのが怖くなって(犯人が捕まるのが嫌で)ちょっと読むのを止めた。完全に犯人側に気持ちを持っていかれている。
そして読み終えた今、「アワノ」ロスという気分。(「アワノ」というのは対役≒犯人の名前)

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2019.10.10

『犯人に告ぐ2』

『犯人に告ぐ2』(上)(下)双葉文庫 雫井脩介
熊本に「X4」を引き取りに行く新幹線の中で読む予定でアマゾンで買った。でも家に置いたまま。それはそれで正解やった。新神戸から岡山までうつらうつらしていたもの。
で、(上)を読み終えたのでブックオフで(下)をゲット。
そして「パソコンドック24」からの帰りの電車の中で『犯人に告ぐ2』(下)を読み終える。
なんとなく犯人に情が移るのは犯人側の視点でかなり多くの部分が書かれているからか。
帰って続編があることを知り、アマゾンでプチ。単行本は高いな~。でも早く読みたい。文庫化されるまでは待てない。

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2019.10.04

『教育と授業』

『教育と授業』さくら社 宇佐美寛・野口芳宏
研究者の立場と実践者の立場の意識の違いがよくわかる。
研究者の宇佐美氏は言葉の使い方に極めて厳格なかたである。片や野口氏は宇佐美氏ほどには厳格ではない。緩さ(寛容さ)も感じられる。
それは入試で合格した大学生を対象に実践を積み重ね、研究を進めてきた宇佐美氏と全入の小学生を相手に実践を積み、研究を進めてきた野口氏のバックボーンの違いから来るのであろうか、と言ったら穿ち過ぎか。(「対象に」と「相手に」と言葉を使い分ける理由は何か。と宇佐美氏なら言うかもしれない)
読み進めるうちに引き込まれていき、ページを繰るのが速くなった本。

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2019.10.03

『優雅な肉体が最高の復讐である。』

『優雅な肉体が最高の復讐である。』幻冬舎 武田真治
「みんなで筋肉体操」で知った武田氏の本。

「どんなお金持ちでも厚い胸板はお金では買えません」p27のような文は今まで読んだトレーニング本にもよく書かれていた。しかし、この本には

「いろんな理由をその都度見つけてしまっては、いつも同じところで立ち止まってしまう気持ち、僕もよくわかります」p43
「『今日は随分早く走って疲れたから、しばらく休んで来月から仕切り直そう』などと、やらなくていい理由にして、先送りの精神に打ち負かされてしまいます。先送りの精神は運動習慣の大敵です。決して介入させてはいけません」p51
「走るときにぜひ覚えておいてほしいのが、はじめの一歩が最も辛いという事実。15年ほど走っている僕だって、はじめの一歩がなかなか出ない日があります」p54
「(略)道具を買うと『いつでもやれる』と安心して、『いつまでもやらない』という最悪のパターンに陥る恐れもあります」p69

のように一歩を踏み切れないときや続けられない時の言い訳がたっぷり乗っていて共感できる。そうよな~。分かる分かる。一緒や。
後半は武田氏の自叙伝。

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2019.03.10

『まんがで知る未来への学び』

今日は予報通り9時過ぎから雨。
午前、読書。『まんがで知る未来への学び』。
フムフム。いよいよボクの想像がつかない世界へ向かっていくのやな。
ボクが夢中になった「法則化運動」は、一時間の授業技術。
定年10年ほど前、ボクに入ってきたのは『学び合い』。これは一時間ではなく卒業してからもを視野に入れた考え方。
去年公示された指導要領に「社会」がはっきりうたわれている。(『学び合い』も「社会」とそれに関わる一員という視点はあった)
つまり、射程距離が長くなるだけではなく幅も僕らの若い時代と変わってきているということかな。(いや、以前からあったのかもしれない。「生きる力」 云々とか。…。気づいてなかっただけかも知れない)

『学び合い』といえば西川純氏の「一人も見捨てない」という言葉は、教師は使っても(思っていても)いいけど、codomoが使うのはな~という抵抗感があって結局codomoたちにはおろせなかった。
しかし西川氏は言う
※※※※※
 「一人も見捨てない」は言葉がきついと言われる方がいます。おそらく、その方の「一人も見捨てない」は言葉がきついのでしょう。
 「一人も見捨てない」は人を見下げた言葉だと言われる方がいます。おそらくその方の「一人も見捨てない」は人を見下げた言葉なのでしょう。
 しかし、上記の姿を知っている私にとっては「一人も見捨てない」という言葉は温かい言葉です。学校を卒業した後の長い人生で、奈落に落ちていく子どもを救う魔法の言葉です。
 どんな言葉も、方法論も、それを用いる人の心の鏡なのです。だから批判する人の言説を読むと、その人が当然としているものが見えます。」
※※※※※
ボクは1時間、1時間の授業で精一杯やったんや。

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2018.01.06

『金哲彦のはじめてのランニング』

『金哲彦のはじめてのランニング』金哲彦(AsahiSinsyo)
ランニング以外の周辺部(ウェアや装備品等)のあれこれも書かれているので読みやすかった。ランニングへの垣根を低くしてくれる本。自分で買って手元に置いておくのもありやな、と思った本。

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2018.01.05

『よろずのことに気をつけよ』

『よろずのことに気をつけよ』川瀬七緒(講談社)
市民図書館本。
「呪術」というのは読んでいて具体的にイメージしにくいけど、文のテンポが良く読み浸れた。

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2017.12.22

『あの時、バスは止まっていた高知「白バイ衝突死」の闇』

『あの時、バスは止まっていた高知「白バイ衝突死」の闇』山下洋平(ソフトバンククリエイティブ)
ルポタージュ本。一気読み。
・三審制とは言っても、同じことを三回やるということではない。新たな証拠が出ても必ずしもそれを取り入れなくても良い。下級審の判決に従う方が楽。
・裁判官の多くは自ら運転しない人が多いため、この件のように道路にブレーキ痕がつくほどブレーキを踏むと乗客がどうなるか想像できない。(捏造された)ブレーキ痕があるから、バスは動いていた、と単純に考える。クルマの常識知らず。
・記者クラブの弊害。
などなど。
今のように、裁判員制度やドラレコがあれば…。

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